【新聞記事】二つの地裁仮処分決定で浮かび上がるー政府と規制委の弱点
2015/05/27
先日の投稿でご紹介しましたが、毎日新聞5月7日夕刊「特集ワイド『忘災』の原発列島■再稼働は許されるのか」は、4月14日の高浜原発仮処分決定と22日の川内原発差止却下について、特に基準地震動について、極めて正確な理解に基づいて執筆されています。
基準地震動とは、原発周辺の活断層などが起こしうる揺れの強さで、原発の設計の基礎となる重要なものです。
記事の中で、現在の規制基準作成に携わった藤原広行氏は、二つの決定を受けて「原発の耐震審査が行政の裁量任せになってしまった部分を問われた」と話す。なぜ、「平均より少し強いだけの基準地震動」が、規制委員会の審査を通ってしまうのでしょうか。
多くの方に読んでいただければと、紹介いたします。
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