判例時報:伊方原発訴訟のいま──火山巨大噴火の危険性と避難計画の不合理性を認めながら再稼働を認容と週刊金曜日:樋口英明元裁判官「脱原発裁判を考える-原発はなぜ危険なのか」

2019/03/21

「判例時報」最新号 No.2394・2395(春季合併号) に、昨年11月15日の伊方原発運転差止仮処分の即時抗告審決定について、脱原発弁護団全国連絡会共同代表の海渡雄一弁護士、若手実働として活躍中の中野宏典弁護士が決定の問題点、特筆する点などについて執筆しました。「判例時報」は裁判判例情報が掲載される法曹関係者向けの雑誌ですが、昨年、同誌に連載された「独立した司法が原発訴訟と向き合う」は昨今の原発裁判の裁判例について具体的な問題点を指摘し、好評でした。裁判官には法律の専門家としての常識をもって判断してほしいと思います。

また、発売中の週刊金曜日(3月15日号)には2014年5月に大飯原発の運転差止を命じた、樋口英明元福井地裁裁判官のロングインタビュー「脱原発裁判を考える-原発はなぜ危険なのか」が掲載されています。原発について全く知らなかったという樋口さんが、裁判官として、どのような心証を得て原発の差止を命ずる判断をされたのか、わかりやすく話されています。併せてご覧ください。

執筆者の海渡雄一弁護士「中野さんと共に一生懸命書きました。」

 

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